松山市議会 2020-03-05 03月05日-07号
翌日12日の午後には、稼働していた1号機が水素爆発、14日には3号機も爆発、15日には2号機の格納容器が破損し、大量の放射能が流出、稼働していなかった4号機でも水素爆発を起こしています。注目すべきは、この伊方原発3号機と同じく冷却用の核燃料プールしかなかった4号機が爆発してる点です。この爆発の原因はいまだにわかっていません。
翌日12日の午後には、稼働していた1号機が水素爆発、14日には3号機も爆発、15日には2号機の格納容器が破損し、大量の放射能が流出、稼働していなかった4号機でも水素爆発を起こしています。注目すべきは、この伊方原発3号機と同じく冷却用の核燃料プールしかなかった4号機が爆発してる点です。この爆発の原因はいまだにわかっていません。
原子力規制委員会の審査基準は、それまで安全神話に縛られ、起きないとしてきた重大事故が福島原発で起きたことを受けて、既存の原発の地震や津波の想定を見直し、事故が起きた場合の電源確保や原子炉格納容器の爆発を防ぐベントなどの対策を盛り込ませたものですが、あくまで当座の対策です。
現在も11万人を超える住民がふるさとへの帰還の保障もなく避難生活を余儀なくされ、懸命の収束作業が行われていますが、原発サイトでは格納容器内の溶け出した燃料がどうなっているのかもよくわかっていません。伊方原発から60キロ圏に住む私たちにとっても、伊方原発再稼働に関する議論は人ごとではありません。
◆8番議員(坂尾眞君) 今、市長もおっしゃったように、この原因究明には建屋内そして格納容器内の検査が必要なわけですが、この先10年、長かったら二、三十年できないというようなことになっております。 ただ、私が特に感じたのは、地震による配管及び外部送電系の損傷などの指摘がありました。これは伊方原発を抱える私たちにとって、極めて重要な点ではないかと思います。
前日の14日の夜9時ごろから翌15日の朝方にかけて、福島原発2号機において、格納容器や圧力抑制室からのベントや漏えいなどにより放射性物質が大量に放出されており、一方で、気象的には3月14日から15日にかけて低気圧が本州南岸を通過し、その通過後に北風が吹き始め、このような放出条件と気象条件が重なって、関東地方に放射能が流入し続けたとされております。
それから後藤政志さん、東芝で原子力格納容器の設計をした人。それから田中三彦さん、日立で福島第一原発4号機の原子炉格納容器の設計をした方、この3名の技術者が対談をしております、この月刊誌の中で。そのタイトルは何かといいましたら、「安全な原発などありえない」というタイトルで座談会を開いているんです。これは専門の技術者です。現場を最も知っている方なんです。
伊方発電所は、チェルノブイリ原発とは異なり、原子炉は出力の異常な上昇を抑える設計となっている点、仮に誤った操作を行っても安全が保たれる仕組みとなっている点、原子炉格納容器が放射能をしっかりと閉じ込めるという点、また、人為的なミスをなくするため厳しい運転管理を実施している点から、チェルノブイリ原発事故のような事故が伊方発電所で起こる可能性はないものと思っております。